退役GGEのチラシの裏

MBR/BIOS形式からGPT/UEFI形式への変換 操作手順

作成日: 2021-07-13
更新日: 2021-07-15
カテゴリー: Windows タグ: MBR GPT BIOS UEFI mbr2gpt VMware 仮想化

「他の人に紹介せずにいられない良い情報」として紹介した記事の筆者の方はバックアップ先にNASを利用されていましたが、私は仮想ディスク(仮想環境はVMware Workstation Player)を利用しました。その場合の操作手順を残しておきます。

1. バックアップの取得

バックアップ格納用の仮想ディスク作成

移行先は120GBとかのようにキリの良い数値にすることと思うので、バックアップ出力用の仮想ディスクは、移行先の仮想ディスクと区別がしやすいように容量を意図的に変えておくと良いです。(移行作業を5回以上繰り返して身に付いた知恵です)。

仮想マシンに仮想ディスクを追加

普通に行います。

コマンドプロンプトを管理者として実行

Administratorでサインインしている場合も、管理者として実行します。

バックアップ実行

C:\Users\Administrator>wbadmin start backup -backuptarget:e: -allcritical -include:c:

バックアップ先として利用したのはe:ドライブです。

wbadmin 1.0 - バックアップ コマンドライン ツール
(C) Copyright Microsoft Corporation. All rights reserved.

ボリューム情報を取得しています...
これにより System Reserved (350.00 MB),my-hostname(C:) が e: にバックアップされます。
バックアップ操作を開始しますか?
[Y] はい [N] いいえ y

E: へのバックアップ操作を開始しています。
バックアップに指定されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています...
バックアップに指定されたボリュームのシャドウ コピーを作成しています...
ボリューム System Reserved (350.00 MB) のバックアップを作成中に (0%) をコピーしました。
ボリューム System Reserved (350.00 MB) のバックアップは正常に完了しました。
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップを作成中に (1%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップを作成中に (5%) をコピーしました。
(略)
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップを作成中に (95%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップを作成中に (99%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップは正常に完了しました。
バックアップ操作の概要:
-----------------------

バックアップ操作が正常に完了しました。
ボリューム System Reserved (350.00 MB) のバックアップは正常に完了しました。
ボリューム my-hostname(C:) のバックアップは正常に完了しました。
正常にバックアップされたファイルのログ:
C:\WINDOWS\Logs\WindowsBackup\Backup-06-07-2021_07-29-50.log

「my-hostname」はホスト名です。

2. 変換先の新規仮想マシンの作成

仮想マシンは「後でOSをインストール」にて、普通に作成します。

3. 仮想ディスクの追加

先に取得したバックアップ用仮想ディスクを「既存の仮想ディスクを使用」にて仮想マシンに追加します。仮想ディスクタイプは作成時のものに合わせます。形式が古い場合は、新しい形式に変換するか問い合わせが表示されるので「既存の形式を保持」を選択します。筆者の環境では一覧には

の順で表示されました。このあとで使用するWindows 10インストーラから見ると、バックアップが格納されたディスク(上の例で言うとSCSI)がC:ドライブとして見えますが、あとの操作で、前者をB:ドライブ、後者をC:ドライブに設定しますので、この段階での表示順序は気にしなくて良いです。

4. Windows 10 インストールメディアISOイメージ設定

筆者の場合、回復ディスクを作成できなかったため、Windows 10のインストールISOを使用しました。普通にISOを設定するだけです。

5. 仮想マシン再生

いよいよ仮想マシンを再生します。以下のメッセージが表示されている間に何かキーを押してください。

Press any key to boot from CD or DVD

6. コマンドプロンプトを表示する

Windowsセットアップ 01 拡大表示

インストールする言語等が表示された画面で、右下の「次へ」をクリック。

Windowsセットアップ 02 拡大表示

左下の「コンピュータを修復する」をクリック。

オプションの選択 拡大表示

「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」をクリック。

詳細オプション 拡大表示

「詳細オプション」画面で「コマンドプロンプト」をクリック。

すると、以下のようなコマンドプロンプトが表示されます。

Microsoft Windows [Version 10.0.19041.928]
(c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

X:\Sources>

7. 接続されたディスクの確認

X:\Sources>diskpart
Microsoft DiskPart バージョン 10.0.19041.610

Copyright (C) Microsoft Corporation.
コンピューター: XXXXX-XXXXXXX

DISKPART>
DISKPART> list disk
  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン           130 GB  1024 KB        *
  ディスク 1    オンライン           320 GB   320 GB

この例では、ディスク 0にバックアップが格納されており、ディスク 1が新システムディスクです。

8. バックアップが格納されたディスクの選択とドライブレターの割り当て

DISKPART> select disk 0
ディスク 0 が選択されました
DISKPART> list partition
  Partition ###  Type                Size      Offset
  -------------  ------------------  --------  -------
  Partition 1    予約                  15 MB      17 kB
  Partition 2    プライマリ              129 GB      16 MB
DISKPART> select partition 2
パーティション 2 が選択されました。
DISKPART> assign letter=b
DiskPart はドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。

9. 変換先のシステムディスクの選択からドライブレターの割り当てまで

変換先ディスクの選択

DISKPART> select disk 1
ディスク 1 が選択されました。

初期化

DISKPART> clean
DiskPart はディスクを正常にクリーンな状態にしました。

GPT形式への変換

DISKPART> convert gpt
DiskPart は選択されたディスクを GPT フォーマットに正常に変換しました。

EFIパーティションの作成

DISKPART> create partition efi size=360
DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

フォーマット

DISKPART> format quick fs=fat32 label=efi
  100% 完了しました

DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。

ドライブレターの割り当て

DISKPART> assign letter=s
DiskPart はドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。

Windowsシステム用パーティションの作成

DISKPART> create partition primary
DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

フォーマット

DISKPART> format quick fs=ntfs label=windows
  100% 完了しました

DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。

ドライブレターの割り当て

DISKPART> assign letter=c
DiskPart はドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。

10. パーティション操作の終了

DISKPART> exit
DiskPart を終了しています...

X:\Sources>

11. 利用可能なバックアップの詳細を表示する

X:\Sources>wbadmin get versions -backuptarget:b:
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンドライン ツール
(C) Copyright Microsoft Corporation. All rights reserved.

BMR のトラブルシューティング情報: http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=225039

表示されているバックップの時刻は、使用中の現在のオペレーティング システム
のタイムゾーンに基づいています。
現在使用されているタイム ゾーンは (GMT +09:00) 東京 (標準時) です。
バックアップ時間: 2021/07/11 18:27
バックアップ対象: 1394/USB ディスク ラベル付き DATA(B:)
バージョン識別子: 07/11/2021-09:27
回復可能: ボリューム, ファイル, アプリケーション, ベア メタル回復
スナップショット ID: {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXX}

12. バックアップに含まれるアイテムを一覧表示する

X:\Sources>wbadmin get items -version:07/11/2021-09:27 -backuptarget:b:
wbadmin 1.0 - バックアップ コマンドライン ツール
(C) Copyright Microsoft Corporation. All rights reserved.

BMR のトラブルシューティング情報: http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=225039

ボリューム ID = {YYYYYYYY-YYYY-YYYY-YYYY-YYYYYYYYYYYY}
ボリューム 'System Reserved'、バックアップ作成時には <マウントなし>  にマウント
ボリューム サイズ = 350.00 MB
回復可能 = ボリューム全体

ボリューム ID = {ZZZZZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZZZZZZZZZ}
ボリューム 'my-hostname'、バックアップ作成時には C: にマウント
ボリューム サイズ = 49.65GB
回復可能 = ボリューム全体

アプリケーション = Registry
コンポーネント = Registry (\Registry)

13. 回復の実行

X:\Sources>wbadmin start recovery -version:07/11/2021-09:27 -itemtype:volume -items:\\?\Volume{ZZZZZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZZZZZZZZZ}\ -backuptarget:b: -recoverytarget:c:

-items:\?\Volume{ のVは大文字です。(ここに30分間くらいはまりました)。

wbadmin 1.0 - バックアップ コマンドライン ツール
(C) Copyright Microsoft Corporation. All rights reserved.

BMR のトラブルシューティング情報: http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=225039

ボリューム情報を取得しています...
2021/07/11 18:27 で作成されたバックアップからボリューム \\?\Volume{ZZZZZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZ-ZZZZZZZZZZZZ}\ を別の場所 c: に回復することを選択しました。
警告: ボリューム全体の回復を選択しました。この操作が取り消されたり失敗した場合
でも、回復のボリュームにある既存データは削除されます。続行する前に、今後必要
となるデータがこのボリュームに含まれていないことを確認してください。

注意: 回復するボリュームにアプリケーションが含まれる場合は、ボリューム
回復後にそれらのアプリケーションを回復する必要があります。

続行しますか?
[Y] はい [N] いいえ y
ボリューム my-hostname(C:) の回復操作を実行中に、 (0%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) の回復操作を実行中に、 (4%) をコピーしました。
(略)
ボリューム my-hostname(C:) の回復操作を実行中に、 (92%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) の回復操作を実行中に、 (96%) をコピーしました。
ボリューム my-hostname(C:) の回復操作が正常に完了しました。
回復操作が完了しました。
回復操作の概要:
---------------

ボリューム my-hostname(C:) の回復操作が正常に完了しました。

14. ブートファイルを構成する

X:\Sources>bcdboot c:\windows /l ja-jp /s s: /f UEFI
ブート ファイルは正常に作成されました。

15. 終了処理

X:\Sources>exit

exit を入力すると「オプションの選択」画面に戻ります。

オプションの選択 拡大表示

オプションの選択画面で、「PCの電源を切る」をクリックします。

16. 変換後の動作確認

「仮想マシン設定の編集」GUIで、

私の場合は、まず、.vmx は修正せずに起動に成功するかどうか確認し、起動に成功することが分かってから、.vmx の修正をするようにしています。